スマート照明どれがいい?スイッチボット vs Philips Hue 比較レビュー!

今回はスマート照明について、「スイッチボット」よりおすすめのLED照明、「Philips Hue」「スマートライトリボンプラス」のご紹介!

以前は「スイッチボット」のLED照明に対して「圧倒的な便利さが魅力!」なんて思ってましたが、その後、結構時間が経過してみると実はかなり不満な点も分かってきました。

今回は「スイッチボットを止めた理由」や本命の「Philips Hue」の紹介、実際設置してみた感想などを詳しく解説したいと思います!

Philips Hueがおすすめな理由

今では一般的になりつつあるスマート電球とテープライトを組み合わせたデスク周りのスマート照明。
このメリットは2つありますよね。

【メリット① リモコン不要】

スマートフォンやスマートスピーカーを使って操作できるようになるので、物理的にリモコンが不要になります。まだリモコンを使っているという方、今すぐリモコンを窓から投げ捨ててスマート照明化しましょう!(いや、それはちょっと言い過ぎ 笑)

【メリット② 電球の入れ替え不要】

LED電球は商品ごとに色温度が決まっているわけですが、スマート照明化すると、なんと電球を交換しなくても色温度を自由に変更できちゃいます。

例えば、勉強や仕事に集中したいときは昼光色(白い光)、リラックスしたいときは電球色(オレンジっぽい光)と簡単に切り替えができて、めっちゃ便利!

そんなわけで、導入すれば生活の質も爆上がり間違いなしのスマート照明。じゃあなんで以前は絶賛していたスイッチボット(家電製品をスマート化するデバイス)を止めたの? という話ですが、こちらにも2つの理由があります。

スイッチボットをやめた理由

では順にスイッチボットをやめた理由を見ていくと...

理由① 明るすぎる+選択肢が狭まる】

スイッチボットの電球を間接照明にして使う場合、明るさは50%ぐらいで全然OK。100%にするともう間接照明というよりもはや太陽(笑)

明るさ800ルーメンの電球は60Wの白熱電球と同じぐらいで、部屋のメイン照明や洗面所、玄関灯に使えるレベル。スポット照明や間接照明としては明るすぎ、みたいなところですね。

これだけ明るいと、何かわざわざこの電球を使う必要はないかな、という気持ちになってしまったわけです。

あとソケットがE26(一般的な家庭用の電球サイズ)なので、いわゆる間接照明(小型の照明用)に多いE17に取り付けられないのも、照明の選択肢が狭まってしまって地味にストレスでした。

【理由② 白には見えない色味】

もう一つの理由は「白色の色味」。

何も考えずに色を見ると「まぁ白だよね」と思うと思いますが、ノートなどの紙の白と並べてみると、「いや、絶対に白じゃないだろ!」と思っちゃうぐらい。

ノートの白と並べてみると、いや、これは白じゃないよね...

他の色ならあまり感じないかもしれませんが、やはり白という色はしっかりしてほしい。(PCのディスプレイでも同じことが言えますよね)自分にとっては色味が合わず、意図した雰囲気にならないことも結構あったりして、つい「お願いだから健康的な白色をデスクに届けてくれー!」という思いが日増しに強まっていきました。

こうした理由から、今回絶賛の「Philips Hue」を買ったわけです。

Philips Hue スマートライトの紹介

では、一つずつ見ていきましょう!

まずスマート電球「Philips Hue スマートライト」

  • 価格:7,321円(税込)
  • 口金:E17
  • 調光可能:電球色 昼白色 昼光色
  • 明るさ:470ルーメン

スイッチボットの電球を明るさが800ルーメンで、それを間接照明として50%で使っていたので、この470ルーメンは十分な明るさをしてますね。

もちろん色温度も2,000~6,500ケルビンの間で調節可能。暖色系の光(2000ケルビン)から昼光色(6,500ケルビン)まで変えられます!

実際の中身は、電球の形がゆで卵みたいで可愛い(笑)またスイッチボットと並べるとよくわかますが、1/2ぐらいのサイズでかなりコンパクトです。

スマート電球って、結構見た目がダサいというかイマイチなものが多いですが、この「Philips Hue スマートライト」は丸みを全体に帯びていて自己主張しない上に、デザインもかなりいい感じです。

次に、テープライト Philips Hue ライトリボンプラス

箱を開けるとこれだけのものが入ってます。

テープライトの中身。本体、マニュアル、充電器など一式。
  • 価格:14,949円(2025年3月2日時点)
  • 長さ:2m
  • 明るさ:1,600ルーメン
  • 再現色数:1,600万色以上

価格がすごいだけあって、数あるテープライトの中でも品質は頂点と言える商品。実は今では更に新しいモデル(グラデーション ライトリボン 2m:2万円!)もありますね。

物理リモコンは入っておらず、スマートフォンでの操作に特化した構成。1600ルーメンって言うのが凄いですよね。実際光らせてみるとこれが眩しすぎる!(笑)

スイッチボットも並べてみると、明らかな差が分かります。

左が「Philips Hue ライトリボンプラス」。眩しすぎる。
右がスイッチボット。

見つめると目がやられそうな感じ。^-^;)

少し暗くして色味を変更してみると、Philips Hueの価格が高い理由が一目瞭然。

分かりづらいですが、色味を変えてみたところ。

スイッチボットは1つのLEDチップで全ての色味を表現してますが、Philips Hueは3つのチップを使って色味を表現してるんですね。(それだけお金がかかってる)

これにより多彩で正確な色味を表現できるというわけですが、さすが、高いだけはある……リスペクトが止まらない!(笑)

3つのチップを使って色味を表現しているPhilips Hue。高いわけだ。

Philips Hue テープライトの設置について

で、実際に設置してみます!

まずはスマート電球ですが、
これは普通の電球に同じぐ、くるくる回しこんで取り付けるだけ!

続いてはテープライト。

普通はテープ裏面の両面テープを使ってデスクに貼るわけですが、ここでは一工夫加え、簡単に解説すると、設置方法は全部で3ステップ です!

  • デスク側面にマスキングテープを貼る
  • ケーブルクリップを20cm間隔に設置
  • テープライトをケーブルクリップに引っ掛ける

実はこれだけ!

今回は幅180cm・奥行67cmのデスク側面にテープライトを貼るので、延長ケーブルも使いました。

何?延長ケーブル?と不安になるかもしれませんが、実際にはプチっとくっ付ける感じ接続するだけ。すごく簡単です。これで完成ですね!

(これなら、いつでも設置場所を変えることができる最高の設置方法になってます)

よし、設置できたぞ!ということで、続いては照明をPhilips Hueのアプリに登録していきます。手順に従ってタップしていくだけなので、1個30秒程度で登録できちゃいます。めちゃ簡単!

これが他社の照明だと、もっと時間がかかったり、さらにひと手間かかったりするんですよね。こうした点も、さすが高いだけはあるな、と感じさせます。

さて、ついに照明をスマホで一元管理 できるようになりました。アプリ内には「シーンギャラリー」といった色々なプリセットが入っていて、これをタップするだけで、良い感じの光り方にすることができます!

(「マイアミ」とか「リオ」、「イビサ島」とか沢山あります。イビサ島は島全体が世界遺産に登録されているスペインにある島のこと。知らないとイメージがわかないですよね(笑))

実際に照明オン/オフ、明るさ100%→50%→1%(暗すぎやん!)と自由に切り替えられますね!

電球色から昼白色、昼光色など簡単に変えられるし、先ほどちょっと登場した、マイアミとかリオなど、シーンの色味にも簡単に代えられます。(いやでもこんなにたくさんあって違いがそんなにあるのかな。)

個人的には少し明るめの電球色にして、リラックスモード、昼白色にして仕事モードみたいな感じで使うことになりそうです。

たまに気分転換でシーンギャラリーを使うのが良さそうですね!

1週間使ってみて良かった点

では実際に1週間使ってみた感想をお話しします!
まずは良かった点から。

【良かった点①照明の一元管理

まずは照明の色味や明るさをまとめて変更できるのは、めちゃ便利です。いやでもこれはスイッチボットでも同じなんですけど。

でもPhilips Hueは、とにかくスピーディー。タイムラグなしで照明を操作できるのは、スイッチボット経験者としては、かな~り感激もの。

スマホでシーンをスワイプで変えていくと、そのたびごとにパッパという感じで変わるのが気持ちよく、こういう地味なところでユーザーにストレスを感じさせないのって、ガジェットとしては何より大事なことですよね。

【良かった点②】 色味が自在

Philips Hueを採用したことで、電球とテープライトを思った通りの色味にできるようになりました!

例えば白色。スイッチボットだと青みがかっていた んですが、Philips Hueは綺麗な白色なのが良いですよね!

また昼白色では太陽に近い自然な光みたいで、何でも自然な色合いに見える光。適当に写真を撮ってもそれなりに見栄えが良いですね!^-^)

SNS映えするものが大正義の時代ですから、こういう綺麗な光っていうのは、あると何かと便利です。

【良かった点③】 明るさ

Philips Hueのテープライトは、とにかく明るいですね。明るさ100%にした時に全然電球に負けたりはしません!

間接照明って、各照明の明るさが異なっていると、一部の照明が悪い方に目立ってしまって全体のバランスが崩れてしまいます。

スイッチボットだと、電球の方が圧倒的に明るかったので明るさのバランスが取りづらくて、正直テープライトは微妙かも...って思う時がありました。

どうも明るさが揃ってないのは気になるので、やはり同じメーカーだったり、このテープライトのようにちゃんと明るいものを選ぶのがポイントになりますね!

今回の教訓:照明は全体の明るさを揃えろ!でした。

Philips Hueの悪かった点はある?

どんな製品も完璧というものはありません。(個人の好みや環境がことなるので)

参考になるよう、個人的にここが良くない、という点を挙げてみます。

【良くなかった点①価格が高い!

電球は2個セットで大体7千円!
テープライトに至っては1万5千円ほど!

ライトにしては高すぎ!(でも気に入ってますが)

いくらモノが良いといっても、
他社品を使えば、半額くらいで似たような照明が組めてしまう わけですし。

この値段を見ると、購入するにはかなり勇気がいると思います。

【良くなかった点②】 連携

照明のテストした時に、スマホ1つでサクサク変更できるので、これは良いな!と思いました。

確かに今回テストしたように一つの部屋の照明なら、スマホだけで操作できますが、これが家全体の照明だったり、照明以外の製品と連携させたり、Amazon Alexaと連携させようと思ったりすると、別売りの「Hue Bridge(キューブリッジ)」の購入が必要になって来るんですね。

その価格、なんと6,770円(2025年3月時点)。

むむむむむ...これは相当「ないと困る」「あるとめちゃめちゃ便利になる」という環境なら買うし、そうでないなら、まぁちょっとな、という感じになるのかも。

まとめ:最初からPhilips Hueを買うのが良い

以上、良い点、良くない点を含めて、使ってみた感想になります!
今回かかった費用は、合計22,270円!

くぅ~2万円超えてまったぜ!正直、これは高いわ...という感じですが、少しでも安くするために他社の照明を買って、これまで2万円は使ってきた私に言わせれば、

「初めからこれ買っとけ!」

それが、結論になります!(笑)

「Philips Hue」は明るいし色味もいい。まさにスマート照明の最高峰と言える商品という感じ。

お値段も最高峰(笑)ですが、安く収めようとして後悔するくらいなら、最初から「いいものをしっかりそろえる」とPhilips Hueを考えていくのが良いと思います!

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