ペットを飼っている方ならわかると思いますが、ペットにとって一番大切なことは「必要なときに十分な量の水と食事があること」。
でもあなたが家にいない時は誰がペットのご飯やお水を用意してくれるでしょう?それに「つい忘れてしまう」ということもあり得ますよね。
そんな悩みを解決してくれるのが2つのスマート家電、Xiaomi(シャオミ)の「Smart Pet Food Feeder」(自動餌やり機)と「Smart Pet Fountain」(自動給水機)なんです。どちらもスマホと連携して、なんと外出先からでもペットのご飯やお水の管理ができてしまうといった優れもの!
今回はこの2つのスマート家電の機能や良いところ、私の愛犬ココ(ミニチュアシュナウザー)がどう思うかも見ていきたいと思います!
Xiaomiスマートペットフードフィーダーの概要と機能
スマートペットフードフィーダーについて
まずはちょっとココのご紹介。ココは生後7か月のミニチュアシュナウザーで、とても可愛いんです。おもちゃやご飯、おやつが大好きで、「ちょっとこのSmart Pet Food Feeder、試してくれる?」なんていうと、「もちろん、やってみるよ!」という感じで、しっぽをブンブン振りまきます(笑)
普段は多分他のご家庭と同じく2つのボウルでご飯とお水をあげていますが、私が家にいなかったりすると、これがもう心配で心配で。(ペットを飼ってる人なら分かるこの気持ち)そこで登場するのが今回のXiaomiの「スマートペットフードフィーダー」と「スマートペットファウンテン」。
この2つが届いた沖、実はココが勝手に箱を開け始めたんですよ。かなり待ちきれなかったみたいですね(笑)。それでは一緒に開封していきましょう。
機能と設定について
ではまずは自動餌やりマシーン:Xiaomi「スマートペットフードフィーダー」から始めます。(水やり機はまた後で)
このXiaomi「スマートペットフードフィーダー」は、指定した時間、指定した量のご飯をペットにあげることが出来るんです。「Mi Homeアプリ」または「Xiaomi Homeアプリ」を使ってご飯をあげる時間、量を設定できて、ペットが正しい量のご飯を正しい時間に食べられるようになります。
このフィーダーには、フードレベル(つまりペットフードの残量)を監視するセンサーが搭載されていて、補充のタイミングやエラーをアプリや本体のライトで知らせてくれます。ご飯をあげる時間と量を設定できる以外にも、ボタンを押すだけで手動でもフードを出せますね。
このフードフィーダーには6つの仕切りがある柔軟なかき混ぜ機構(ドライフードを均等に送り出すための仕組み)と、詰まりにくい広めのフード投入口が備わっていて、ドライフードが詰まることなくスムーズに出てきます。
フードを入れる容器は三重構造の密閉シールでしっかり閉じられているので、ご飯を新鮮で乾燥した状態に保てます。また、安全ロックも付いているので、ペットがいたずらして勝手に蓋を開けてしまう心配もありません。(しっかり考えられてますよね!)
このフィーダーは、小型から中型の犬や猫用に設計されていて、約1.8kgのドライフードを収納できます。大体15〜20日分の量になるでしょうか。
電源は標準の壁コンセントから供給できて、停電には緊急用のバッテリーが動作して、電気やインターネットが途切れてもペットのご飯を確実にあげられるようになってます。
アプリを使えば、ご飯のスケジュール設定やカスタマイズも簡単にできて、他のスマート家電と連携しての自動操作(スマートシーン)を作成することもできるんですね。(たとえばご飯の時には部屋のライトを点けるなど)
このXiaomi「スマートペットフードフィーダー」は、家にいない時でもペットの食事を確実できる、便利で信頼性の高いものになってそうです。
セットアップと使用方法について
「Xiaomiスマートペットフードフィーダー」の箱には以下が入ってます。
- フードフィーダー本体
- 水用のボウル(磁石で取り付けられるもの)
- 取扱説明書
- 保証書
- 何かを取り外すためのツール(スマホのSIMカードトレイ用ピンのようなもの)
このツール、一体何に使うんでしょう?後でじっくり確認してみますね。
本体の上にボタンがあって、それを押すとパカっと蓋が開きます。でも、片手だとちょっと苦戦しちゃうかも…(私も頑張りました 笑)

中にはフードを乾燥した状態で保つための除湿剤が入っているスペースがあり、ここにペットフードを入れることになります。フィルターをサッと設置して蓋をカチッと戻せば、はい、これでセットアップ完了です!
本体の背面には電源ケーブル用の収納スペースがあり、カバーを開けるとケーブルを取り出せます。
また底面にはバッテリー用のコンパートメントがあり、停電時に備えてここに予備のバッテリーを入れることができるんですね。

ちゃんとバッテリーでも動くから、万が一の停電時でもココのご飯はしっかり確保できます!これ、かなり安心ですよね。
Xiaomi Homeアプリとの接続と設定
さっそく本体の電源をオン!
次はスマホとWi-Fiを繋いでいきますね。
「Mi Homeアプリ」または「Xiaomi Homeアプリ」を使用できますが、私は「Xiaomi Home」アプリを使っているのでそちらで設定を進めてみます。
(ちなみに私の場合「Miベッドサイドランプ」や「スマート加湿器」などのXiaomi製品を使ってたりします)
ではアプリを開いて「デバイスを追加」を選択します。すると早速「Xiaomiスマートペットフードフィーダー」がリストに出てきました。これを選んでWi-Fiに接続すれば、正にあっという間に設定完了!本当に驚くほど簡単ですね。
続いてアプリ内でこのフィーダーを置いてある部屋を「ベッドルーム」に設定して、デバイスの名前は最初からついてる名前のママにしてます。(特に変える必要を感じなかったのでそのまま。変えたい方は変えても勿論OK)
アプリ内では対応しているペットフードの種類(ドライフードなど)が表示され、次にペットの情報を入力するよう求められます。実はここでちょっと焦ったんですよね。最初なぜか『犬』が選べなくて、『えぇ?うちのココは猫になっちゃう!?』なんて思ったり(笑)。
でも再トライで無事『犬』を選択できたんでいいんですけどね。^-^;)
アプリではご飯のスケジュールを設定できて、時間や分量を細かく指定できます。また手動でご飯を上げることもでき、アプリのボタンを押すだけでご飯が出てくるのは便利です。
更にインジケーターライトのオンオフ、チャイルドロックの設定、掃除ガイドの確認、除湿剤カートリッジの交換通知などの機能も盛りだくさん。他のスマート家電と連携した自動操作(スマートシーン)を作成することもできるんです。
例えばご飯のタイミングに合わせてライトを点灯させることもできるんですね。(いやまぁ、暗くてもワンちゃん達には関係ないとは思いますが ^-^;))
フードの追加と初めてのテスト
次に実際にペットフードをフィーダーに入れてみます。

フード用の蓋を再び開けて(片手で開けるのはやはり難しいですが)、用意したドッグフードを入れていきます。まずはテスト用なので少しだけ入れましたが、たっぷり入れられる容量がありますね。
蓋を閉めると、ペットフードが自動的に少し出て来るようですが、これは正常な動作のようです。再び蓋を閉めて準備完了!
ここで、ご飯を出す方法を改めて。
- 1)アプリでスケジュールを設定して自動でご飯を出す方法
- 2)本体の上にあるボタンを押して手動で出す方法
この2つがありますが、まず手動で試してみようとボタンを押すと、設定された分量のドライフードがパラパラパラとスムーズに出てきました。問題なく動作しているようですね。
給餌スケジュールの設定と動作確認
次にアプリでご飯のスケジュールを設定します。
先ほどテストとして入れたご飯が少しだけだったため、アプリを開くと早速残量不足の表示がされました。思わず「おぉ、しっかりチェックしてるね!」なんて思いましたが、これは便利ですね。
スケジュールの設定では、テストとして2分先の「午後2時6分」を指定し、「4ポーション」分(4回分の量)のご飯を出すように設定してみました。ここではまずテストなのでポーションの量は後で調整するとして、指定した時間になるのを待ちます。(ドキドキする!)
すぐ指定時間になりましたが、フィーダーが自動でご飯を出し、インジケーターが点灯してご飯完了を知らせます。アプリにも通知が届き、ご飯の手配が完了したことを確認できます。
何かもう至れり尽くせりみたいな感じですよね。
外出先からでもアプリを使って手動でご飯をあげることもでき、これもアプリ内のボタンを押すだけ。リアルタイムでご飯が出てきます。試しにと、少し多めに出してみましたが、問題なく動作しますね!
ご飯の量の精度をテスト
最後にフィーダーが正確な量のご飯を出せるかを確認しました。
普段ココには1回約80グラム弱のご飯を与えています。そこでアプリで「15ポーション」を設定し(約75グラム相当)、実際にどれだけ出るか計測しました。
実際出てきたご飯を取り出して計量カップに入れて確認したところ、ほぼ正確な量が出てますね!多少の誤差はありますが、これなら全然問題ないレベル。この精度なら安心して使えそうです。
次は実際にココに食べてもらいます。(さっきからずっと横で見てるんですね(笑))最初はご飯が出てくる様子に少し驚いたようですが、すぐに慣れてくれました。結構気に入ってくれてるようです。
Xiaomiスマートペットファウンテンの概要と使用方法
ご飯の問題はこれでバッチリ!
次は「お水」ですね。ココ(うちのミニチュアシュナウザー)も、たっぷり新鮮なお水を飲んでほしいですし。
Xiaomiスマートペットファウンテンの紹介とセットアップ
お水を自動であげるにはXiaomiの「スマートペットファウンテン」。
これはペット用の自動給水機で、いつでもピカピカにろ過されたお水を飲める優れものなんです。最初に出した時、ココは「これ何?!」って感じでクンクン…でも数分後にはペロペロ飲んでました(笑)。
このファウンテン、実は4段階の深層ろ過システムを搭載していて水の中のゴミや不純物をしっかりキャッチしてくれるんです。ココにキレイなお水を飲ませてあげられるのは嬉しいですね。さらに2つのフィルターと循環パイプもついていて、水の鮮度を保ってくれるようです。
で、さらに面白いのが酸素を取り込む循環構造!まるで山の小川みたいな水の流れを再現してるんです。これがあるからと思いますが、ココも興味津々で「何これ?」と近づいてきたと思います。やっぱり流れる水って気になるんですね。それに静音設計なので、夜でもゴボゴボ音がしなくて助かってます。
このファウンテンには「通常モード」と「スマートモード」の2種類があります。
スマートモードでは時間帯に応じて断続的に水を流してくれるので、電気代もちょっと節約できます。2リットルの水タンクがついているので、1日中お水の心配もなし!
そしてやっぱりアプリ連携は外せません。「Mi Homeアプリ」や「Xiaomi Homeアプリ」を使えば給水のタイミングやフィルター交換の通知までスマホで確認できるんです。
外出中でも「あ、水足りてるかな?」ってチェックできるのは安心感がありますよね。他にもご飯タイムに合わせてライトを点ける、なんてこともできて、ちょっとハイテク感(笑)。
お手入れもかなり楽です!全部のパーツが簡単に外せるので洗うのが面倒な私でも続けられてます。それに透明な水タンクなので、残量もひと目でわかるのが地味にありがたいんですよね。
最後にこれ、ちょっと嬉しい豆知識。このファウンテン、食品接触素材の基準もしっかり満たしてるんです。要するにココが飲むお水の安全性はお墨付きってこと。安心して毎日使えますね!
スマートペットファウンテンの使用方法
このファウンテンを使う場合、まず使用前に各パーツをしっかり洗っておくことがポイント。
特にフィルターは輸送中のほこりなどがあったりするので、水でしっかり洗い流しておくのが良いですね。ペットファウンテンは週1回ぐらいの洗浄がおすすめされていて、パイプやフィルターも定期的に交換する必要があります。
(汚れると折角の給水機も意味がなくなりますので、清潔さには気を付ける必要がありますね)

水は、トップカバーを外して入れるだけ。今回はテスト用なので半分ぐらい入れてみます。その後、電源ケーブルを本体の背面に接続してコンセントに差し込めば準備完了!
実際に電源を入れてみると、すぐに水が流れ始めます。ファウンテンの上部から水が流れ出し、下に循環していきます。この水の流れは常にろ過されていて、ペットに新鮮な水を提供し続けるってわけですね。
ファウンテンのモードとアプリ連携
機能面を見てみると、Xiaomiスマートペットファウンテンには2つの便利なモードが用意されてるんです。使い方やシーンに合わせて選べるのが嬉しいところ!
- 通常モード:
これは常に水が流れ続けるモード。流れる水が好きな子にはピッタリですね。ココも最初は不思議そうに眺めてましたけど、気づいたらもう飲んでました(笑) - スマートモード:
このモードは時間帯に応じて断続的に水を流す節電モード。例えば「朝8時〜10時の間は10分間水を流して、その後50分停止する」みたいな感じで、メリハリをつけて水を流してくれるんです。「ずっと流しっぱなしはちょっと…」って人には、このモードがありがたいかも!
ファウンテンには水位インジケーターがついていて、水が少なくなると「赤いライト」でお知らせしてくれます。最初にライトが点いた時は、「おお、ちゃんと教えてくれるんだ!」ってちょっと感動(笑)。これならうっかり水切れ...なんてことも防げます。
さらにポンプが詰まったりすると「赤い点滅」で教えてくれる親切設計。こういう地味な気配りが大事ですよね。
水を補充するのもラクラクで、トップカバーを外して水を注ぐだけ。しかもカバーを外すと自動で電源が切れるので誤作動の心配もナシ。水を入れたらカバーを戻すだけで再び動き出します。こういうちょっとした「手間いらず」な部分、地味にありがたい。
またファウンテンもXiaomi Homeアプリと連携できます。設定も超簡単。アプリでデバイスを追加してWi-Fiに接続するだけでOK。これでどこにいてもファウンテンの状態が確認できちゃいます。
アプリでできることはこんな感じ。
- 水の残量確認(外出先でもチェックできる!)
- モードの変更(通常モード/スマートモード)
- フィルター交換の通知(交換時期を忘れずに済む)
- インジケーターのオンオフ設定定(状況に応じて調整可)
- 掃除や設置のアドバイス表示(初めてでも安心)
- 他のスマート家電との自動化設定(例:ペットが水を飲むときにライトが点灯する設定など)
特に便利だなと思ったのは、水の残量やフィルターの状態がスマホで一目でわかること。
外出中に「あ、水足りてるかな?」って心配になった時、アプリを開けばすぐ確認できますし、水が少なくなったりフィルター交換のタイミングになると通知も届くので安心感が違います。
まとめ
今回は噂のXiaomi「スマートペットファウンテン」と「スマートペットフードフィーダー」の2つを使ってみました。
実際我が家のココが気に入るか少し不安な面もありましたが、実際には凄く気に入って使ってくれました。
この2つの組み合わせは、ペットを飼っている方にとって非常に便利なアイテムになるともいますし、特に外出中でもペットの食事や水の管理ができるので、安心してお出かけもできますね。
特に忙しい飼い主さん、良く出かける用事のある人、一人暮らし、ペットの健康管理をしっかり行いたい人にはおすすめになると思います!
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